

住まいの“かかりつけ医”として
家の成長を支えていく
株式会社アスライフ
専務取締役 田部 誠 氏
「炭屋」が前身の株式会社アスライフ。炭から都市ガスへ、市場の変化に合わせて1961年に大阪ガスのサービスショップとして設立。ガス栓の開閉作業、安全点検、検針などに加え、給湯器などの機器販売にも領域を拡大。しかし「言われたままに機器を設置するだけでは、お客様の暮らしの根本解決にならない」と、リフォーム部門を立ち上げされました。その中心となったのが専務取締役の田部 誠 氏でした。
誰もが選びやすく、楽しめるよう
リフォームをもっとオープンに!

リフォーム部門が生まれた約30年前は、「リフォーム」という言葉も一般的ではなく、同じ部位・同じような工事でも会社によって、担当者によって金額が全然違う。不透明で、知識のない一般の人にはハードルの高いものでした。
そこで当社は畳・網戸・襖などの簡単な部位から、浴室・便所・台所など各部位においてグレード別に商品を決め、それぞれの金額を明示したリフォームメニューの作成から着手。各種職人さんやメーカーさんと「このグレードで商品を作ってほしい」「この価格で納入してほしい」と粘り強く交渉を続け、1年ほどで価格・商品一覧を完成させたのです。この一覧をそのままチラシにして配布したところ……大反響!!価格と商品が明確になったことでお客様が選びやすくなり、多くの方から問い合わせが殺到したのです。
背景には「ガス会社の代理店なら安心」という地域の皆さんからの信頼もありましたね。実際、近隣のほとんどの家はガスの開栓や安全点検などで接点がありましたから。
いい仕事とは、
「約束をつないでいく」こと

私たちはお客様のご要望の“裏側”に耳を澄ませます。例えば「襖が破れた」との問い合わせには、張り替え前に「なぜ破れたのか?」と考えます。襖の位置がよくない?お子様やペットがいる生活に襖が合わない?など、お客様も気づかれていない本当の課題が明らかになるのです。悪いところを改修するだけでなく、根本の原因を探り、よりよくする方法を提案する。住まいの“かかりつけ医”のような存在を目指しています。
そのためにも、お客様との「約束をつないでいく」ことは何より重視しています。「後日調べて来ます」ではなく「2日後の午後3時にお伺いします。」――期限という“約束”があるだけで、お客様は安心できる。簡単に思えますが、意外と続けるのは難しいんです。ご契約いただくとか、リフォームに満足いただくとか、それは「約束をつないだ」先にある“結果”にすぎない。「約束をつないでいく」ことこそ、いい仕事の秘訣だと考えています。
「面白かったで!」の声が励みに。
ニュースレターが結ぶ長年のお付き合い

お客様にお送りするニュースレターのコラムは、各担当者が自分で書いています。私も書くのですが「読んだよ、面白かったで!」と久々のお客様からご連絡をいただくことも。成長した家族のこと、趣味の日本百名城めぐりのこと。中には30年以上もお付き合いが続くお客様もいて、ご家族と住まいの変化を分かち合える喜びは、私の力になっています。
今、イチ推しのリモデルは?

あまり知られていないのですが、TOTOトイレの「オート開閉」機能は掃除の回数をぐんと減らしてくれるんです。使用前後、“きれい除菌水”が自動でボウル内に噴射され、清潔な状態をキープ。黒ずみなどの発生を抑えられるので、忙しい方にぜひおすすめしたい機能です。